Be Wild!~ サムライ教師ボギー

この数週間、週末はサッカーの仕事(審判)が入っていたので暫くご無沙汰でしたが、今日は久々に30km走ってきました(今年18本目)。

 

 さて、教師である私。

 何年か前に書いた拙著、『教師は夢を語れなきゃ‼』で触れたんですけど、英語教師になる前の高校生であった私に影響を与えた漫画作品があるんですよね。

 『サムライ教師ボギー』、これです。

 週刊PB誌(高校生が読むなっ!^^;)に連載されていたもので、ストーリーとしてはドタバタ劇というか、それほど面白くないのだけれど(作者の望月三起也先生、ゴメンナサイ m(__)m)、主人公の、‘ある設定’が魅力的。それは、彼がその流暢な英語をどうやって身に付けたか。彼は傭兵として戦地に行き、そこで仲間の兵士らとコミュニケーションをとる術を学ぶ上で英語を自らに叩き込んだのだ。生きていくための手段、命がけの生き様…。

 そこには、温室育ちの優等生を嘲笑うかのようなワイルドさがあって痛快だ。

 実際、それだから私自身、大学卒業後、誰もツテの無い外国へ一人で行き、そこでヒッチの旅を続けたり、牧場の住み込み仕事をしたりの生活で英語を覚えたんですよね。

 語学学校にも行っていないし、何かの修了証書をもらった訳でもない。・・・そんな‘肩書き’っぽいものとか関心ないから。まぁ、戦場には適いませんけどね(と言いつつ、後年は結構ヤバイとかにも行ってますけど)。

 基本的に私は検定とか資格とか○○が何級だとか、キョーミありましぇん(自分が持っている級というのはサッカーの2級審判ってことくらいなんですが、これがあると副業で多少稼げますので)。

 英語に限らず、実技(実力)が無く、名前だけ何級とかって恥ずかしいってカンジですかね。

 逆にそうした上辺のお飾りが無い者が、色々出来ちゃうことの方がカッコイイ。

 例えば、楽譜を読む知識があっても、音楽を奏でたり曲を創れないミュージシャン、実はボール蹴ったこともないけどTVの前だと周囲に張り切って解説する方。英検○○とか言って、外国人と談笑も出来ない輩。そんな人たちの惨めさですかね。

 もしこれが、(仮に実技の方も出来ても)英検一級、楽譜幾らでも読める、国語検定(ってあるの?)一級…とかの‘肩書き’だと、私的にはオモシロクナイっていうか、シラケるんですよね。

 何でかって?ワタシはヒネクレてるから。^^

 

 頭でっかち(口先の人間)になりたくないな。

 うんちく自慢は、それが耐えれる人に話してればいいんじゃない?

 

 学院長がこうした偏屈者だと問題ありですかね。

 でも、ウチの生徒らは‘逞しく’そして‘人間くさく’生きてほしいなぁ。