ミラクルRくん

梅雨の中休みぃ~・・・・。

蒸し暑いですね。

 

ウチの生徒のR君なんですが、自分で今の自分を‘奇跡的’だ、とよく言うんですよね。

「学校にちゃんと来れてるのは奇跡的だ」、「自転車で学校に来てるなんて奇跡だ」、「週に3日登校してるのは奇跡だ」・・・。

 数か月前、その頃、彼は別の学校(通信制サポート校)にいたんですが、殆ど登校もない状態で…。

 実は私もそこの学校に勤務していたんですけど、R君が言うには、当時そこの学校で知っていた(覚えがある)のは私だけだったそうで、言わば今回、アス高を作った私に‘ついてきて’くれた格好なのかな。

 R君、初めの見学期間中に(アス高に替わる気持ちは固まっていたようだけれど)、中に入っていくのに少し苦労もあったのだけれど、他の生徒らが励ましてくれたんですよね。

「一緒に〇〇やろう」

「(入る時の)面接とか楽勝だよ」

 今はもうシッカリ存在感ありますねー。^^

 上に挙げている、「学校に来れてるのは…」とか「自転車で…」とかいうのは、実はそうなる‘事前に’R君自身がこう言っていたことなんです:「(自分が)学校に来れるようになったらそれは奇跡だ」とか「自転車で来れるようになったらそれは奇跡だ」とか。←それまでのところは家の人の送り迎えでした。

 聞きようによっては、「とても自分にそんなことは出来そうにない」とネガティブに言っているような感じもするのに(でも実はこうしたことを笑顔で言っている)、何故かそれが現実になっているという・・・。^^v

 R君は今のところ、朝はちゃんと起きてますが、学校に来る時間は13時前です。

 その彼は今、「午前から来れたら奇跡だな」とか言ってます。

・・・ハイハイ、ということは、彼はもうじき午前から登校出来るようになるってことなんですね。((´∀`))

 

 数か月前には想像も出来なかった今の自分なのだそうで…。

(俺も想像できなかったよッ)。

そうそう、それとびっくりしたのは(笑ったのは)、ちょっと前に私が「ちょっと一緒にやってみらんか?」と付き合わせた筋トレを今も家でやってるんだとか。「自転車のペダルをこぐのが楽になった」とかで、私としても嬉しい限りです。

 

これってR君に限ったことじゃないんじゃないかなぁ。

 

ただ、よく「奇跡は起こるものではなくて起こすもの」などと、根性論的な言い方もあるけれど(私はその類いの人間化もしれませんが)、彼はいたって自然体。

でも、自分に奇跡が起きるって楽しいですよね。

 

次にミラクルが起きるのは誰?

奇跡の起きるアス高(かどうかは知らんけど)は笑顔が一杯ですヨ。