許せる人であってください

アス高の前期試験はあと一日!

皆がんばってるぞ! 

終わったら秋休み(試験後休み)、更にその後も楽しみイッパイ!! ^^v

 

私的なことになってしまいますが、実は私、丁度3週間前、街中で車に撥ねられて救急車で病院に急送されていたのです。

え?何で今頃の報告?というか、大したことなかったんでしょ?と思われるかもしれませんが、前述の通り、救急車ごとの騒ぎではあったんです。ただ、幸か不幸か私が少々頑丈なもので、ケガ的には大事に至らなかったんですが。まぁ、あまり大袈裟に言ってもどうかなと思って、今になっての告知なんですけど。

私が自転車で青信号の横断歩道を渡っていると、後方の死角から車が一気に曲がってきてドスーン! 何が起こったか訳分かりませんでした。

100%向こうの過失。

私だから良かったものの、もし子供が渡っていたら惨事になっていたでしょう。

私は意識はハッキリしていましたが、体のあちこちを強打し、動けない状態。目撃者のトラック運転手さんがとても良い対応をしてくださり、私は病院へ。病院についてから数時間の間が吐き気があったりして結構キツかったんですけどね。

今はまだ病院と接骨院に通ってますが、ともあれ大丈夫です(まだ動かせないところもありますけど)。…お騒がせしました。m(__)m

 

この事故で車を運転していたのは、70代と思しき男性。

正直なところ、私が「それはないでしょう」と思ってしまったのが、私を撥ねた直後、車から出てきたものの、何もせず(言わず)。

私が呻きながら車道に横たわって思ったのは、「ちょっと~、‘まず一番初めに言うべきこと’があるでしょう?!」ということでした。

声を掛けてくれたのは、たまたま居合わせた方。

え?まず加害者が何かすべきでしょ?

結局、私はそのまま病院に運ばれましたが、加害者と対面したのは、応急処置が終わって病院を出た時。さすがにその時は、謝罪もされましたが…。

でも実はその後の対応も、私としては納得のいかないもので…。

事務的な補償がどうこうではなくて、誠意なんですよね。

 

私は常々、自分がなるなら加害者よりも加害者の方がまだいいと思って来ています(少しニュアンスが違いますけれど、騙す人間になるなら騙された方がいいとも思ってますし)。

人を傷つけてしまうことの苦しみ、自責、責め苦。。。

そうしたことは味わいたくありません。

また、自分が被害者になった場合、出来る限り加害者の人を許してあげたい。。。

人間は誰でも過失がありますし、加害者になり得ますし、もし自分がその立場になってしまったのなら…。

少なくとも、自身を責めて心から謝っている人を許してあげたいのです。

キレイゴトだと言われたとしても…。

 

ただ、十分な謝意を示そうとしない人に対してはどうなのだろう……。

悪いことをしたり、過ちをした場合、まず謝るのが大前提なんですよね。

 

けれど、私の根底にあるのは、誤りを詫び、自身を責めている人は例外なく許してあげたい、という思いです。

恨みを恨みで返し、やられたらやり返す。いつまでも相手を許そうとしない。

それは結局、自分自身を不幸にしてしまう。

 

マハトマ・ガンディーの、『弱い者ほど相手を許すことが出来ない。許すということは強さの証し』って、素晴らしい言葉だと思う。

ただ、それが難しいということも分かっていますけれど。

しかし、難しいからこそ、それを人として行えるようでありたいと思う。

 

そうした、人として大切なことを皆で考えられる学校でありたいと思います。

薄汚い、処世術や打算的な生き方よりも…。

 

焦点ズレますが、撥ねられた直後、私が一番に考えたのは、アス高のことでした。

「こんなところでくたばってたまるか。俺はあの学校、生徒らを守んなきゃ」

 

昨日の検診で、担当医に「まだ暫くは安静ですか?」と伺ったところ、「いえ、動かせるところについては、動いていった方がむしろいいですよ」とのこと。

ヨッシャーっ!

事故後、何が苦痛だったかと言って、運動できなかった(控えていたこと)が一番でした。

まだ体痛いけれど、取り返してやるぞっ!

 

試験が終わったら色々やりたいのは、生徒達だけじゃないぞーっ!!

(でも、試験も大事だからシッカリやろうな)。

 

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コメント: 2
  • #1

    HAMA (日曜日, 18 9月 2016 03:50)

    救急車で搬送されていたとは、本当に大変な事故だったのですね。

    実は私も一昨年のそれも大晦日に、自転車に乗っていて、横断歩道を渡っていた時に、左側の停止線で停車中のワゴン車が、私を見落として発進したらしく、はねられてしまいました。(>_<)
    幸い怪我は擦り傷程度でした
    が、その時の相手も、謝罪の
    前に真っ先に自分の保険会社
    と、交渉役にと胡散臭さ満載
    の仲間に連絡入れてました。
    私もその時、
    「まずは、謝れよ!」
    と思いました。
    謝罪は、警察が帰って、交渉
    役の男と言い合いになった
    後でやっと謝罪がありました。

    でも、山本様の相手もその場ですぐに謝ら無かったとの事
    なので、ひょっとしたら、
    交通事故の場合、直ぐに謝罪
    しない人の方が、案外、
    多いのかもしれませんね。



  • #2

    山本 (日曜日, 18 9月 2016 11:53)

    コメントありがとうございます。
    前によく、アメリカは訴訟社会なので自分の非を認めると不利になるため、事故などの際に謝ることが少ないとか言われてましたけど、どうなんでしょうね?
    昔、私はアメリカにいた頃、こともあろうに私はモールの駐車場でパトカーにぶつけてしまったことがありますが(←アホやろ)平謝りしました。m(__)m
    打算的な損得勘定ぬきにして、日本人なら(仮に自分の非が10%くらいでも)少なくとも「大丈夫ですか?」は先ず言いたいものですよね。