太陽の学校

気付けばあっという間に秋…。

アス高は今日までが秋休み。

さぁ、明日からまた皆の元気な笑顔が戻ってくるぞ。

 

さて、アスキ高等学院という名の由来をよく聞かれるのですが、また機会があればそちらの方に触れるとして、命名に当たっては、他にも色々と候補があったのですけれど、私が推していたのは『太陽高等学院』というものでした。・・・学習センターの名前としては『〇〇高等学院』ということにしてほしいという、未来高校の本校から依頼があっていたので、〇〇に何をあてるかということだったのですが。

ただ、『太陽~』というのは、私はイチオシだったものの他のメンバーから「ちょっとベタでしょ」とか「う~ん」という反応で、更に画数を調べてみると、あまりよくなかったようで…。

よって、この名前は陽の目を見ることはなかったんですよね。

ただ私の気持ちの中には、そのイメージは今でもあるのです。

 

この‘太陽’はどこから持ってきたかというと、すごく古い漫画の(その昔、ジャンプに掲載されていましたが)、『硬派銀次郎』『山崎銀次郎』という本宮ひろ志氏の作品からのものでした。この二作品は後者が前者の続編であるのですけれど。

この作品の中に、「太陽に恥じないように、背を向けないように生きる」というような言葉があり、そして私は、最終回での一コマにある上掲のカット(銀次郎が太陽に向かって胸を張っている)がとても大好きなのです。

新しい学校を作るにあたって、この画像が頭に浮かんだんですよね。

本当は、これを例えば学校案内のパンフレットとか、他の掲示とかに使いたいくらいなんですが、著作権云々の許可がいるんだろうなぁ。

 

少年時代、銀次郎からは影響受けましたね。

昭和のにおいがプンプンするような漫画だし、今の世なら男尊女卑だと言われるであろう作風ですけれど、私はとにかく好きです(単行本全巻持ってます)。平成の世にあって、いわゆる‘男の中の男’とかいうのも死語となってしまった現代。男の復権とかいう狭い見方ではなく、もっと大きい価値観として今も私の中に息づいています。

 

基本的に私は太陽が好きです。

このところ天候が悪いですが、太陽に当たらないと調子が悪くなりますね。・・・光合成する植物みたいや。

ウルトラセブンの、確かガッツ星人の回だったと思いますが、セブンがピンチから転じて逆襲する前に、太陽光を胸のプロテクター(らしい)に受けてエネルギーを充填するシーンがあります(ガンダー+ポール星人の回でもありました)。あれ分かるなぁ、というか、私も太陽の光を体に受けないと・・・というところがあります。

 

これも古い言い方なのでしょうけれど、他の人が見ていなくても「お天道様が見てる」という意識の持ち方って大事だと思います。

人として正しい生き方、あり方。

卑怯なことはするな、胸を張って堂々と、弱きを助け強きを挫く...。

それが出来ない者がイジメをしたり、ネチネチと陰湿な嫌がらせをしたりするのでしょうね。

 

太陽に恥じないように、か。

開校まだ半年ではあるけれど、初心を思い返したいところです。

期せずして、保護者の方より、アス高を「太陽のような学校です」というコメントも頂いていました(保護者様+サポーターの声)。

そう仰って頂けるのは本当に嬉しい限りです。m(__)m

・・・でも、何かこの記事って、モロに自分の年代が出てるよなぁ(昭和40年代の生まれです。スンマセン)。でも本来、本当に価値のあるもの、カッコイイものとかって、昭和も平成もないと思いますね。

 

さぁ、明日から学校再開。

元気にやっていこう!!