実に34年ぶり!

実は昨日、ある方と34年ぶりに(電話でですけど)お話ししたんです。

私が高3だった時の担任、Y先生でした。

 

先日、県の教職員名簿(これ、見てると面白いです)を見ていると、ある私学の非常勤講師として、先生の名が…。

失礼な言い方ですが、よくありそうな名なので同名の人違いかも、と思いましたが、教科が理科、公立を退職された後に私学非常勤というのはありがち…と考えると、これは可能性高し。

思い切って、その学校に電話し、伺ってみたのでした。

すると、丁度ほんの少し前にその学校を辞められたとのこと。

今のご時世で連絡先等の個人情報は教えてもらえませんので、私は自分の連絡先を、電話に出られた事務の方にお教えして、Y先生にお伝え頂けないでしょうかと言づけたのでした。

そして昨日……。

 

こちらもお待ちしていたので、掛かって来た時に驚きはしませんでしたが、やはりご本人。

本当に、実に34年ぶり。

長年、先生をされているので、忘れられていても当たり前だなと思っていたのですけれど、私のことをよく覚えてくださっており(私は高3の時は結構自分を抑えてたんですけどね)…。

私が、覚えのないようなことまでも覚えてくださっていて、ちょっとアセりました。

そのひとつで、先生が仰るには、当時、Y先生が教職に進もうとしていた私に「教員になるなら高校の方へ行って、いつか一緒にやらんか」と言われたところ、私は「いえ、僕は中学校の教員を考えています」と返し、Y先生は‘フラれた(?)’みたいなカンジで苦笑されていたという…。ほんと、私は覚えてないんですけどね。

私の通っていた県立K高校というのは、いわゆる進学校で(私は1年2年と、その学校で言うところのハイクラスだったので余計に)勉強勉強の、温かみの無い学校であり、例えば通信簿の担任所見など、成績やテストの点に関する味気の無い、というか嫌味なコメントばかり書かれていたものです。しかし、Y先生だけは、最後の所見・コメントとして、教職に進む私へ「教育は人を愛することから…云々」ということを書いてくださっていました。

ある意味、私に言わせれば、その学校で唯一、まともな先生だったようにも思います(次点は体育のK先生かな)。

しかし、卒業後、ほんの一度だけ挨拶に上がったことはあるけれど、それから全くご無沙汰になってしまって……。

 

あれから34年かぁ…。

 

もちろん、近々お会いに上がるつもりですよ。

それと、34年前に先生が仰っていた(上述の通り、私は覚えていませんでしたが)「一緒にやらんか」というのを、今回、私の方からお願いすることになるのかも。

 

今、アス高のスタッフである祥や祥平も、私が教えた生徒である訳ですけど、学校・教室で出会った恩師、生徒等、大事にしたいものです。

言うまでもなく、今現在のアス高の生徒らも。

今から何十年後か、あの時ああ言ってたよな、とか笑いながら出会いたいものです。

出会いに感謝!