同じ人間

実際のところ、アス高に入ってくるのは所謂、不登校を経験した生徒です。

 

時々というか、よく外部の人が思われがちなのが、不登校生徒=繊細、デリケート、人見知り、等々。そしてそこからのイメージが、真面目、純粋、気を遣ってやらないといけない。。。

・・・いやいや、それは違いますって。

所謂これもよくある、障がい者= 弱者、善人、心が綺麗…みたいなとんでもない誤解と似たようなものでしょう(乙武氏の不倫どうこうとかも別に驚くことではない)。

子どもというものは皆純粋で汚れが無い、というのを盲目的に信じる馬鹿らしさと同じ。

 

不登校というのも本当に色々なケースがあり人によって全く違う、というのが事実として分かっていることだろうかと思います。

中には勿論、傷つきやすい心であってそうしたことに陥っている生徒もいるし、甘えが原因になっている場合もある。

十把一絡げには出来ない訳ですから、不登校生=〇〇という‘イメージ’は本当に誤解以外の何物でもないでしょう。

結局は普通の人間…。だから、色眼鏡で見る必要はないと思います。

不登校を経験している生徒だって、図々しい者もいるし、優しさに欠ける言動もある。

叱ってやらないといけない場合だってある。

 

これは不登校に限らずですが、やはり‘甘やかし’は良くないですね。

それこそ、一生、無菌室から出られないような人間になってはいけない。

厳しさの無い育て方って薄っぺらなものなのでしょうね。

ただ当たり前ですが、そこに愛情があるとうことが大前提ですけれど。

 

今その生徒にとって必要なのが、厳しさなのか、緩くしてやることか、寄ってやることか、離れてやることか…。

そういうのは、全日制の学校に通っている生徒だろうが、フリースクールの生徒だろううが同じ。

 

それぞれが皆違うっていう、同じ人間な訳ですからね。