プロレスごっこ!

この前、体育の時間、生徒らに「相撲ってとったことある?」と訊くと、誰もナシ!

まぁ、女の子なら…ということもありますが、男子生徒も経験者皆無。

それを受けて「近頃の…」等と言ったりするのは如何にもクソ親父の老害みたいですけど、やはり残念には思いますね。

そりゃ相撲でもとれば擦り傷など出来るのは当たり前。しかし、今のご時世だと、そういうことをさせちゃいけないというような風潮もあるのでは…。

 

私は、プロレスごっことか大好きでしたねー。というか、今もですけれど。

時に、イジメの場面として、プロレス技を掛けて云々とかいうのもあるようですが、勿論、弱い者いじめのためにそういうことをしてはいけない。

けれど、それこそ本当に体同士のコミュニケーションというか、そうした接触ヵら遠ざかってるとしたら…。

ある意味、その対局がネットを介してのコミュニケーションなのかもしれませんね。

 

それで、というこじ付けではないですが、その流れで体育の時間にストレッチと称して、コブラツイストとかボストンクラブ(逆エビ固め)とかやりました。・・・自分らの頃は男なら皆、そういう技の掛け方とか知ってたんだけどなぁ。

残念ながらというか、勿論、打撃系や投げ技は避けます(昔は雪が積もった上でスープレックスとかやってましたけどね)。関節を痛める可能性もある足四の字固めとかも泣く泣く不採用。ですが、コブラツイストとか全然OKでしょう。

ただ勿論、痛がるまでのところで止めることが大事。

 

これは冗談でなく、プロレスごっことか本当に大事だと私は思いますね。そういうことに興味を示さずに指先だけのゲームとか、互いの接触が無いコミュニケーションとか、それしかしないことの方が遥かに怖い。

 

不登校にしても人間関係にしても、心の問題としてクローズアップされますが、心を大事にする余り、そうしたことへの意識が肥大し過ぎているような気もします。

もっとシンプルに、ある意味、心や頭(内面)の理屈よりも、考えるのをスキップして体で感じることの方が大事な気もするんですよね。

ブルース・リーではないですけれど、"Don't think. FEEL" ですよ。