盛夏

暑中お見舞い申し上げます。

今日も暑くなっていますね。

アス高の部屋は午後から西日が差してしまうので、窓にサンシェイド(実は敷物)を張っています。

これ、19年前の夏に行った浜田省吾さんの野外ライブのものなんですけどね。

 

さて、確かに暑い…。

ただ私は寒さに比べれば暑い方が全然快適。

この前も34℃の日に30km走って来ましたけど、医者とか関連の方が見たら自殺行為だと怒られてたでしょうね。

(因みに私、30℃を超えない状況なら通常、途中で給水とかしません。よい子の皆さんは真似しないように)。

確かに走り終えた後の疲労度は半端なかったですけど。

 

勿論、体調管理や、特に生徒の健康管理について我々は細心の注意を払わねばなりませんし、実際、熱中症で死に至った痛ましいことも起きています。

ただ、気になることがあって…。

これは熱中症云々に関わらずなのですが、安全第一=過保護という風潮というか、余りに快適過ぎる環境に浸ることによる心身の脆弱化が気になるのです。

それこそ昔の‘根性論’‘精神論’ではないですが(私は個人的に好きなんですけどね)、自分を鍛えることや努力することの軽視というか、やはり自分を鍛えることの意識は大事でなかろうかと。

 

多分ですが、私は暑さへの順化(書熱順化というらしい)が出来ているのだろうと思います。

簡単に言えば、その環境への‘慣れ’なんでしょうね。

・・・尤も前述の通り寒さへの順化は毎年出来ないのですが。

 

安楽な環境に浸り切ると体も心もそれに慣れ切ってしまって脆弱になってしまう。

つまりはわざと厳しい(楽でない)環境を自分に与えることで自分を強化する。

そういう意識って、すごく今の世で欠けているというか、ただそういうことを口にすると総スカン喰らったり、時代遅れと言われるのが関の山。

私は、それを他の人や生徒に強いるつもりは毛頭ありません。

でも、危機感を持っているのは事実です。

 

たまにブログ等で見掛かるのですが、こういう意見があります。

『昔のTVヒーロー等は敵に負けると努力して(自分を鍛えて)更に強くなったが、今のヒーローはお気軽にモードチェンジしたり、仲間との絆をエネルギーにして強くなる』

確かにその傾向はあると思いますね(ウルトラマンレオとか見ると顕著ですヨ)。

 

確かに健康管理は大事。

でも私は、努力するのが好きでいたいですし、やはり自分を甘やかすことによって自分が衰えるのが怖いのです。

さぁ、今日も扇風機回してガンバロウ。