おいでよっ!

新年度スタート。

アス高にも新しい生徒が入って来てくれ、楽しくなってきました。

 

誰も初対面や慣れない場では緊張するもの(実は私自身はそれが無いのですが)。

アス高に、昨年秋から転入してきたMちゃんという子がいるのですが(実は、イニシャルMの子は何人かいるのですけれど)、私はあることでとても感心しています。

実はMちゃん、所謂はっちゃけたところもあって、もうちょっと静かにしてくれてもなぁ、と思うこともあるのですけれど、時折見せるファインプレイ。それは、特に一人でいる子や新しい生徒らに、「こっちおいでよ」、(ゲームとか)「一緒にやろ」と声を掛けてあげること。

 

「おいで」というのは、例えば英語などに訳しきれない言葉だと思います。

ある特別な関係とか、場合でしか使われません。

「おいで」の関係:目下から目上には使われない。特に相手が子供であったり、時にペットに対してよく使われる。砕けたフレンドリーな言い方。どこか温かさがある…。

 

恐らく、Mちゃんはそんな理屈っぽいことなど全く意識せず、自然に言ってるはずです。

しかし、それがどれほど温かい空気を作ってくれてることか…。

 

本当は、私は立場上、他のことでMちゃんに小言を言わないといけないこともあるんですが、こうしたことがあると、つい大目に見てしまいます(いけないことはいけないことで切り離し、信賞必罰を心がけてはいますが)。

 

声を掛けてあげること。

それは得てして、それが必要な相手ほど、やってあげにくい場合もあるのですが、私自身、心していかないといけないと思います。

 

やはり、人は人との関わりで心が安らぐもの。